木材の種類について
材木商店では、無垢材、積層材(集成材)、化粧貼り、白ポリの4つの材料を揃えております。
おすすめは様々な加工に対応でき、資源を無駄なく活用している積層材(集成材)です。
なお、いずれも原材料は木材であり、耐水性は無いため、室内でご使用ください。
【加工なし木材】カット+塗装(オプション) 木材【自動ご注文・お見積り】・・・無垢材、積層材(集成材)、化粧貼り、白ポリ
【加工あり積層材】カット+加工+塗装(オプション) 木材【自動ご注文・お見積り】・・・積層材(集成材)のみ
注意点
- 程度の差はありますが、木材全般に共通して、水分の吸湿・乾燥などによる反りがあります。
- 塗装をすれば吸湿・乾燥が抑えられるため、反りの程度は少なくなります。
- 反りは、厚みが薄いほど、巾が広いほど、長さが長いほど大きくなります。(例えば厚み20mm×巾450mm×長さ3950mmなど)
- また、細長い材(例えば厚み30mm×巾30mm×長さ3000mmなど)は曲がりやすくなります。
- 製作上、細心の注意を払っておりますが、上記のような点は木材の性質上起こりえるため、反り・曲がりによる返品は受け付けかねます。
- 反りを避けていただくためにも以下のような場合には、厚みは30mm以上をおすすめします。
1.巾が50mm以下の場合や、200mm以上の場合。
2.長さが2000mm以上の場合。
カテゴリ |
厚み |
巾 |
長さ |
説明 |
無垢材 |
20~120 |
30~1000 |
100~3000 |
丸太から製材した、つなぎ目や貼り合わせのない木質材料。
「正物(しょうもの)」とも呼ばれます。接着剤などが使用されておらず、削り直しや再塗装などでリフレッシュも可能です。
木そのものの木目や木肌をそのまま楽しむことができます。丸太から製材したままの無垢は含水率が高いため、天然乾燥や人工乾燥をしますが、乾燥不足だと反りや割れの原因となります。
高樹齢で乾燥処理された無垢は、手に入れることが難しい上、高額になります。 |
積層(ムク集成) |
20~120 |
30~1000 |
100~3000 |
ある程度の厚み・巾をもった無垢(ラミナ)や無垢の小角材を接着した木質材料。
大きな節や割れなどの欠点を取り除き、その繊維方向を平行に揃え、巾と長さ方向に集成接着した木質材料。木の繊維方向をうまく按配することで、強度を出したり、狂いを防ぐことができ、無垢では難しい大断面や長尺の材料を作ることができます。
無垢に比べ、反り・割れが少なく、品質が安定しています。
木そのものの木目や木肌をそのまま楽しむことができます。 |
化粧貼り
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20~120 |
30~450 |
100~3000 |
芯材に積層材を使い、天然木の薄板を貼った木質材料。
表面に薄い突板を貼っているため、「突板貼り」「単板貼り」とも言います。
化粧合板はベニヤを芯材として貼った木質材料。高級な銘木を薄くして使うことで、省資源かつ経済的です。
無垢に比べ、反り・割れが少なく、品質が安定しています。薄い木材を貼るため、表面が傷つくと中の芯材が見えてしまいます。 |
白ポリ
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2.5~30 |
30~1200 |
100~2400 |
芯材に集成材を使い、両面に白ポリ合板を貼ったもの。(ただし厚み2.5mmは片面のみ) ベニヤに比べて釘打ちに強い。 表面は硬く塗装が不要で使いやすい。 |