ゴム集成材の天板 2013/8/12

ゴム積層材の天板

この度は下記引用の案件でお世話になりました。

天板は2枚分割にて長机/背あわせ組で正方机になるように設計。

機械鋼材を利用した架台はどの組み方でも利用できる寸法と垂直荷重600kg程度の強度を確保。

ジョイント部にて板厚が1mm程度差がありましたが、許容範囲内と思います。

平面度は非常に出来がよく、レベルだし後の安定感は秀逸でした。

以上、また板を注文する際は宜しくお願いします。

 

Coo?le様】


材料:ゴム積層材

塗装:標準塗装/ダーク

寸法:厚さ40mm×巾360mm×長さ850mm

2枚

加工:[断面加工]全周:上下糸面

2点ほどあります。

 

【1】

ネット上で見積もり・発注が出来るのはよいが、木材に疎い人間には断面加工の意味が分からない。

また、C面取りも指示および加工費用の対象という点が認識違いがあった。

 

>具体的な説明ページや、HOW TO 注文ページなどを作成して、断面加工も詳細を説明したほうがおそらく素人には分かりやすくなります。

 

【2】

塗装の仕上がりが予想外にベタ塗りで、色見本を見たつもりでしたが、これは正直予想外でした。

 

木材を使う以上、木目のすかしを期待するため、

ダークブラウン+クリアの重ね塗りで黒くしていくと思っていたので…。

作品資料をみていれば、塗装指示も相談していたところです。

(写真もいれましたが、塗装面の裏ぐらいの木目の透け具合を期待しておりました)

フォトショップなどで、木目の透過度合いを25%刻みで画像を作成。

可能ならば、木目透け度合いという塗装指標を設けて頂くと、このようなギャップはなくなります。

 

以上、わたくしからのお願いです。


天板の設置完成お写真をいただき、誠にありがとうございます。

2枚を合わせられると、長机や正方形にもなるサイズ設計でのご注文だったのですね。

いろいろな角度からのお写真も参考になりました。

 

そして注文方法および塗装の件につきまして、貴重なご意見ありがとうございます。

 

断面加工の選択方法につきましては、確かにご指摘の通り、

入力の仕方がとてもわかりづらいかもしれません。

具体的な断面加工についての説明ページを作成し、

わかりやすい記載を心がけていく所存です。

 

また、塗装についてもご意見いただきまして、ありがとうございました。

想定よりもベタ塗りの状態での仕上がりになっており、大変申し訳ございません。

当店の標準塗装は、塗りつぶしではなく、木の質感を残すオープン塗装で
塗装をしており、裏面は少しザラザラした反り止め塗装になります。

感想を拝見し、裏面の反り止め塗装程度の木目のすかしを
期待されているお客様もいらっしゃることに、初めて気付かされました。

 

なお、塗装はもともとの木材の色味により、

同じ色を塗装しても色合いが異なる場合があり、

塗装をするタイミングでツヤや木目の透け具合も異なって見えることもあります。

木目透け度合いという塗装指標を設けるのは大変難しいのが現状ですが、

ご要望のイメージ写真や塗装見本がありましたら、可能な限り対応いたしますので、

今後、塗装品のご注文に関しては、その旨の記載も追記するように検討させていただきます。

 

貴重なご意見ありがとうございました。

工務店様、設計事務所様、プロのみなさま、長尺・巾広の集成材フリー板取扱しています!原板としていろいろな大きさにカットしてご使用いただけます。